ヒプノセラピー(催眠療法)について
リラクゼーションや、イメージを通して心の奥深くにある潜在意識にアプローチし、心の内面を探ったり、傷つきを癒したり、あるいはまだ見ぬ未来のイメージから、希望を見つけ出す心理療法です。
潜在意識と対話することにより、普段の意識状態(顕在意識)では気づくことのできなかった、自分自身の思いや力を知ることができます。
「人からアドバイスをもらってもどこかしっくりとこない」
「カウンセリングを受けたけど、イマイチ効果がわからない」
「変わりたいけど、変わる方法がわからない」
「過去の記憶に縛られて、抜け出せない」
そんな方にヒプノセラピーは最適です。
他人のアドバイスがしっくりとこない理由は、答えがご自分自身の中にあるからなのです。
「将来が不安で仕方がない」
「将来について全く希望が持てない」
「新しいことを始めたいので、自分に自信をつけたい」
未来のことで悩んでいる方にも催眠療法は効果があります。
催眠で体験するイメージは、単なる想像よりも、より体の感覚や感情も伴っているため、未来について良いイメージを体験することで、ポジティブな感覚を取り戻し、前向きになることができます。
さらに、
「今やめたいのにやめられないことがある。」
という方も未来を見ることにより、本当になりたい自分を見つけることができるかもしれません。
退行催眠療法
子供の頃や、お母さんのお腹の中、すぐ最近にあったことなどの過去の記憶のイメージに戻り、過去の出来事を主観的・客観的にもう一度確認し、心の傷つきを癒します。
イメージとして想起される過去の記憶が、実際にあったことかどうかは大きな問題ではありません。それによって傷つき、今も傷つき続けているという状況が今の辛さを作り出しているのです。その記憶の傷つきを癒していくことで、今を楽に生きることが出来るかもしれません。
深い催眠状態では、生まれる前や、そのまたもっと前の本来記憶があるはずがない時代まで遡ったイメージを体験することも可能になります。
いわゆる前世療法も広い意味ではこの中に含まれます。
イメージ療法による暴露療法
催眠療法と認知行動療法、暴露療法を組み合わせたようなセラピーです。
認知行動療法などで、「宿題」として扱われる内容を、催眠状態でのイメージの中で行います。繰り返し練習することもできるので、認知行動療法数回分の練習をたった1回のセッションで行うことができます。
パニック障害や、強迫性障害など、長期間のカウンセリングを行う必要がある疾患でも、速やかな改善が期待できます。
退行療法を組み合わせ、その症状が出るきっかけとなった出来事を癒すことができると、さらに効果が高まります。
催眠悲嘆療法
もう会うことができない、大切な人。
もう二度と会話をすることが望めない大切な人。
そのような大切な人と、催眠イメージの中でもう一度会い、対話をすることができます。
亡くなった方の魂と触れることが出来ると感じるセラピーです。
大切な人に、生前確認したかったこと、伝えることが出来なかったことなど、
もうどうにも出来ないと諦めながらも、ずっと抱えていたあなたの思いを
催眠イメージの中で実現し、心を癒します。
トラウマの解消
過去のに体験した、命を脅かされるような恐怖の体験、あるいは、命の危険はないものの、いじめや、虐待、ひどい言葉によって傷ついた記憶を、催眠イメージで確認しながら、癒していきます。
思い出すことで、混乱状態に陥るほどの強いストレスの場合は、ゆっくり時間をかけると共に、安全な状態に配慮して、アプローチを行なっていきます。
フューチャーペーシング
様々な状態から発展する、未来のイメージを体験することを通して、現在の自分に気づきや勇気を与えます。他のセラピーと組み合わせて利用することでさらに効果が向上します。
GIFT
催眠イメージの中でなりたい自分を出来るだけはっきりと思い描き、そこに至るプロセスを確認していき、実際になりたい自分になった状態を体験するイメージセラピーです。
成功に繋がる方法を具体的に体験することで、気づきを得ることができます。
過去世退行療法
深い催眠状態において、イメージを深め、今の人生が始まる前に過ごしたもう一つの人生をイメージしていくセラピーであり、退行療法の一種と言えます。
年齢退行療法と同じく、過去世退行療法で体験する人生が、本当の「前世」かどうか、ということはあまり大きな問題ではありません。今の自分とは全く違う時代、違う環境で、違う人生を歩む自分自身を体験することを通して、大きな気づきが得られます。
今のお悩みに最適な気づきを与えてくれる前世のイメージが潜在意識から湧き上がってきます。
今の人生のあり方、生き方にとらわれない、新しい価値観を見出すことで、人生の幅が大きく広がっていきます。
また、一つの人生の全てをダイジェストで体験していく中で、今世ではまだ体験したことがないほどに年老いた状態や、この世を去る時の状態、さらに死後の世界までも体感することが出来るため、死生観にもっとも大きな影響を及ぼすセラピーです。
暗示療法
毎日毎日繰り返し自分自身に言い聞かせることで、心と体は変化していきます。
どのような暗示を加えていくかによって、人生が変わるのです。
自分自身に良い暗示を加えながら生活をしていくヒントを見つけましょう。
催眠療法の手順
当サロンにおけるヒプノセラピーの手順
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01
問診表の記入
一般的な内容の問診票にご記入いただきます。専用用紙をダウンロードして事前にご記入いただいた場合は、2に進みます
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02
カウンセリング
まずはソファに座って、お茶を飲みながらお話をします。
どうしてヒプノセラピーにいらっしゃったのか、これまでのお話、悩んでいること、ヒプノセラピーを通じて実現したいことなど、自由にお話いただけます。忙しないクリニックとは違い、お時間を確保してありますので、ゆっくりお話ししましょう。
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03
催眠導入〜イメージワーク
ソファにゆったりと座った状態でセッションを始めます。
催眠導入法でお好みの方法がある方は、事前にお教えくだされば、可能な限りご要望にお応えします。
初めての方は、緊張をほぐすリラクゼーションを用いた導入や、イメージを用いた導入を行います。
この際、セラピストがお身体の一部(額など)に触れていくこともありますが、事前にご説明いたします。
注)催眠術でイメージされるような振り子やロウソクなどは使いません
十分な深さの催眠状態へ入っていくことが出来たら、必要に応じたイメージワークに入っていきます。お話をしながらイメージワークを進めていきます。
初めての方で、もしご自分が催眠状態に入りにくいと感じられたら、「催眠に入ったつもり」でイメージを進めていくだけでも、十分にワークをすることが出来ます。最初は深い状態に入りにくい方も、繰り返すことで深い催眠状態を体験することが出来るようになりますよ。
注)はっきりとした意識が保たれた状態でセッションを続けます。万が一、眠ってしまった場合はお声を掛けさせていただきます。
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04
解催眠
イメージワークの中で、必要な癒しが十分に得られたとご本人が感じられたのを確認して、解催眠を行います。
とっても爽やかな気分で現実世界へ戻ってきます。
催眠状態で経験したことは全て覚えています。
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05
事後カウンセリング
催眠イメージの中で得られた気づきや気持ちの変化を確認します。
新たな目標が得られた場合は、それに向かっていくために必要な宿題をお出しするかもしれません。
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06
終了
催眠療法のあとは、少しぼんやりとしたり、ふわふわとした気持ちが残る場合がありますので、お帰りの際は、くれぐれもお気をつけください。
お車の運転は出来るだけお控えください。