1月に入り、本格的な冬がやってきました。寒さや日照時間の短さが続くこの季節、多くの方が「なんとなく気分が上がらない」「疲れやすい」「やる気が出ない」といった冬特有の気分の落ち込みを感じることがあります。これは、季節性うつ(SAD: Seasonal Affective Disorder)とも呼ばれる、冬の環境変化による影響の可能性もあります。
でも大丈夫。ちょっとしたセルフケアを取り入れることで、心を温め、気分の落ち込みを和らげることができます。今日は、冬を少しでも快適に過ごすための心のケア方法をご紹介します。
1. 日光を浴びる時間を意識して確保する
冬は日照時間が短く、太陽の光を浴びる機会が減りがちです。でも、日光を浴びることは、脳内のセロトニンという「幸せホルモン」の分泌を促します。これが気分を安定させる効果につながります。
• 朝の少しの時間でも、窓を開けて日光を浴びてみる。
• 散歩を習慣にして、外の空気を吸う時間を増やす。
• 日光を模倣したライト(光療法用ランプ)を活用する。
など、小さな工夫で体と心にポジティブな変化が訪れます。
2. 体を温める習慣を取り入れる
冷えは、心にも体にも影響を及ぼします。体が冷えると血流が悪くなり、結果として気分の落ち込みを招きやすくなります。
• 温かい飲み物(ハーブティーや白湯)を積極的に摂る。
• 湯船に浸かり、1日の疲れを取るリラックスタイムを作る。
• 冷えを防ぐ服装やブランケットで体を守る。
体を温めることは、気持ちを穏やかにする第一歩です。
3. 自分を甘やかす時間を作る
冬は何かと忙しく、気分が沈みがちなときに「もっと頑張らなきゃ」と無理をしがちです。でもそんなときこそ、自分を甘やかす時間を意識して作ることが大切です。
• 好きな映画やドラマを観る。
• 温かい飲み物を片手に読書や音楽を楽しむ。
• アロマキャンドルを灯して、リラックスした空間を作る。
「今は休むとき」と割り切って、心と体を充電する時間を確保しましょう。
4. 気持ちを言葉にしてみる
気分の落ち込みを感じたとき、心の中だけで抱え込むと、さらに苦しくなってしまうことがあります。そんなときは、自分の気持ちを言葉にしてみましょう。
• 日記を書く:その日の感情や出来事を短くでも書き留める。
• 信頼できる人に話す:家族や友人に少し話をするだけでも心が軽くなることがあります。
• カウンセリングを活用する:専門家に話すことで、感情が整理され、解決策が見えてくることも。
5. プロに相談することも選択肢に
もし「この気分の落ち込みがずっと続いている」「日常生活に影響が出ている」と感じる場合は、無理せず専門家に相談することも大切です。心の健康も、体の健康と同じようにケアが必要です。
当サロンでは、冬特有の気分の落ち込みやストレスに寄り添うカウンセリングを提供しています。一人で抱え込まず、気軽にご相談くださいね。
心を温める冬を過ごそう
寒い冬だからこそ、自分の心と体を労わるセルフケアを意識的に取り入れてみませんか?小さな工夫が、気分をぐっと明るくしてくれるはずです。
新しい年のスタートを、穏やかな心で過ごすために、あなたに合ったケアを見つけてみてください。
何かお困りのことがあれば、いつでもご連絡ください。心を温めるお手伝いをさせていただきます。
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